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「モンモン山が泣いてるよ」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1979年01月号 - 月刊少年ジャンプ 集英社 B5判 読切 -
1979年08月20日 手塚治虫漫画全集124巻 タイガーブックス4 講談社 B6判 -
1995年03月15日 集英社文庫 手塚治虫名作集4「マンションOBA」 集英社 文庫判 -
2003年09月01日 - 手塚治虫マガジン9月号 KKベストセラーズ B5判 - -
2011年03月 手塚治虫文庫全集116 タイガーブックス(2) 講談社 文庫判 -

『作品内容』
弱虫でいじめられっこのシゲル(手塚先生)はモンモン山に住む蛇に取り付かれた男と仲良くなる。 彼はシゲルのために決して負けないポプラ相撲の枝をくれたり、クマゼミを取ってくれたり、木登りを教えてくれたりした。

日本は戦争に突入し、いずれ山も切り崩される時が来る、山が泣いているといって男は姿を消していった。 本当にモンモン山のポプラの樹が切られる時、シゲルは樹の上に登って必死に抵抗する。 しかし、それもむなしく切り落とされてしまう。 蛇に取り付かれた男は戦争に駆り出され、しばらくすると白木の箱で帰ってきた。 その箱には札が入っていただけっだのだが。

シゲルも大人になり、自分の子供たちにその時代の話をするようになった。 その時彼にも聞こえたのだ。 開発という言葉で崩されていく山の泣く声が。

樹を切る職人で力有武が出演。

<参考文献:講談社全集>

『図版使用書籍』
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫のタカラヅカ(1994年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫講演集「未来への遺言」(2003年)
手塚治虫マガジン'04年8月号(2004年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
アドルフに告ぐ<オリジナル版>(2020年)
手塚治虫語辞典(2023年)