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三つ目がとおる
第39話「モア編」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1977年08月07日号
〜1978年01月15日+22日号
- 週刊少年マガジン 講談社 B5判 読切連載 -
1978年06月25日 手塚治虫漫画全集103巻 三つ目がとおる3 講談社 B6判 -
1978年08月30日 手塚治虫漫画全集104巻 三つ目がとおる4 講談社 B6判 -
1987年02月06日 KCコミックス258巻 三つ目がとおる8 講談社 B6判 - -
1999年03月12日 講談社漫画文庫 三つ目がとおる8 講談社 文庫判 -
2003年10月08日 プラチナコミックス 三つ目がとおる"怪鳥モアI" 講談社 B6判 - -
2003年10月22日 プラチナコミックス 三つ目がとおる"怪鳥モアII" 講談社 B6判 - -
2012年08月29日 GAMANGA BOOKS 三つ目がとおる"怪鳥モア1" 小学館 B6判 -
2012年08月29日 GAMANGA BOOKS 三つ目がとおる"怪鳥モア2" 小学館 B6判 -
2018年08月30日 三つ目がとおる7<オリジナル版>大全集 - 復刊ドットコム B5判 -
2018年10月29日 三つ目がとおる8<オリジナル版>大全集 - 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
第一章"妖怪鳥"
写楽は巨大な鳥に導かれてその雛を手にする。 ところがその鳥は既に滅んだはずのモアであり、それを狙う殺し屋"ケツアル"に狙われることになってしまう。 軽傷を負ってしまった写楽だったが、モアの雛は異常なスピードで成長を続けていた。

第二章"モアのふるさと"
写楽はモアを連れて須武田博士の親戚の須武田行座という動物学者とともにメキシコへ向かう。 というのもモアの母親と思われる鳥の死骸の中からメキシコの通貨が出てきたのだ。

第三章"メキシコシティを行く"
写楽はモアを連れて脱出に成功するが、行座は武器を持った男ふたり組とそれを追う。

第四章"和登さんだ!!"
逃げ出した先で写楽は和登さんにそっくりなセリーナという女性に出会う。 しかし、セリーナの父親である赤毛のぺぺはケツアルとつながりがあり、写楽は再びケツアルから追われる身となってしまう。

第五章"逃避行"
写楽は墜落した飛行機の中からぺぺを助け出す。 ぺぺはその恩にこたえるために自分の知っている遺跡に写楽を案内する。
しかし、追ってきたケツアルによってぺぺは打たれ、モアはお尻を焦がしてしまう。

第六章"月夜にとぶ影"
自らの力でばんそうこをはがした写楽はモアを治す薬を調合し、ケツアルから逃げるのに成功する。 そしてセリーナを迎えに行きマヤ文明の財宝を探しに出るのだった。

第七章"閉ざされた墓"
写楽とセリーナは財宝のねむる遺跡を見付けるが、ケツアルを操っていたヘパトームとその息子のアドルフ(ランプ)によって地下に閉じこめられてしまう。 そしてそこの空気はだんだん薄くなっていった。

第八章"乱戦"
写楽とセリーナはモアの決死の努力で脱出を果たす。 そしてヘパトームの屋敷を見付けた写楽は単身乗り込んで行く。 しかし、そこで出会ったのは須武田行座だった。 彼はインターポールのメンバーであり、ナチ戦犯のヘパトームを追っていたのだ。 彼に眠らされた写楽。 行座はヘパトームを追って命を落す。 写楽を殺されたと勘違いしたモアはヘパトームらの乗る飛行船に突撃をする。 そして止めをケツアルに刺されてしまい、セリーナは彼によってさらわれてしまう。 気がついた写楽は怒りをあらわにしてケツアルを追う。

第九章"ティオティワカンの決闘"
セリーナは額に第三の目を持つ三つ目族のひとりだった。 写楽はケツアルを倒すことに成功するが、その後警察に追われセリーナは銃で撃たれてしまう。 犬持博士らのいる研究所へ行くがセリーナは息を引き取るのだった。

水泳教師(?)で長谷邦夫、船員でタコヨッツンノールス・ヌケトール、オサムシほかで手塚先生(p.107[3巻],p.95[4巻])、飛行機の機長で力有武、メキシコの検疫官で東南西北、セリーナの父親ほかでヒョウタンツギ(p.161[3巻],88[4巻])、ブクツギ
キュ
(p.8[4巻])が出演。

<参考文献:講談社全集>

『図版使用書籍』
手塚治虫博物館:小林準治著(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
「バンパイヤ」第二部完結編(2014年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
僕らが愛した手塚治虫<推進編>(2018年)
手塚治虫語辞典(2023年)