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ブラック・ジャック
第169話「モルモット」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1977年04月25日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1977年08月25日 週刊少年チャンピオン増刊 ブラック・ジャック特集号 秋田書店 B5判 - -
1979年03月30日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック17 秋田書店 新書判 -
1983年04月20日 手塚治虫漫画全集166巻 ブラック・ジャック16 講談社 B6判 -
1988年04月25日 豪華版 ブラック・ジャック9 秋田書店 四六判 -
1993年07月 秋田文庫 ブラック・ジャック9 秋田書店 文庫判 -
2010年09月10日 手塚治虫文庫全集066 ブラック・ジャック(9) 講談社 文庫判 -
2013年07月18日 - ブラック・ジャック大全集(11) 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
羽仁夫は腎臓を悪くしていて,原因解明のためにモルモットを実験動物にしていた。 しかし,彼はそのモルモットと仲良くなってしまい,解剖したら先生(東南西北)も殺すと言い出す。 彼はモルにピーナッツを上げようとして部屋に入ったまま鍵を閉められてしまう。 ブラックジャックのおかげで事無きを得たが,解剖の当日,医師らは羽仁夫に分からないようにおりには別のモルモットを入れていた。 だが彼はそれを見抜き,解剖の部屋まで全力で走る。 おかげで倒れてしまう。
しばらくすると羽仁夫は突然立ち上がり,叫び出した。 と同時にモルは自分自身でおりをゆすって落とし,外に飛び出してしまう。 そして医師らに噛み付き出したのだ。 ここにもブラックジャックが現われモルにメスを刺す。 彼はモルのために移植用のモルモットの腎臓を持参していた。 モルも助かり,羽仁夫の病気の解明も進む。 なぜ,ブラックジャックはこんなに親切に世話を焼いたのか。 羽仁夫の顔が自分の少年時代に似ていたからだ,とはさすがに言えない。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『図版使用書籍』
手塚治虫博物館(1998年)