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ブラック・ジャック
第162話「気が弱いシラノ」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1977年03月07日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1978年08月30日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック15 秋田書店 新書判 -
1982年08月20日 手塚治虫漫画全集158巻 ブラック・ジャック8 講談社 B6判 -
1994年02月20日 豪華版 ブラック・ジャック13 秋田書店 四六判 -
1995年05月 秋田文庫 ブラック・ジャック13 秋田書店 文庫判 -
2010年08月12日 手塚治虫文庫全集065 ブラック・ジャック(8) 講談社 文庫判 -
2013年06月25日 - ブラック・ジャック大全集(10) 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
白野(お茶の水博士)は3年前にロックフェスティバルでであったジュンを愛していた。 しかし、彼は鼻が非常にでかく自分の顔に全く自信が無かった。 さらにジュンは栗須という別の男に恋心を抱いていた。 病身であったジュンは頻繁に見舞いに来てくれる醜い白野よりも窓の外から声をかけるだけに栗須が好きだったのだ。 白野は自分の気持ちを言い出せずに、自分の書くラブレターを栗須からだといってジュンに渡していた。

ある時ジュンの病状が悪化し、栗須に会いたいと話す。 急ぎ栗須の家に向かった白野は彼が交通事故で死んだことを知る。 その事をジュンに言えない彼はブラックジャックを訪ね、自分を栗須そっくりに整形して欲しいと頼む。 ブラックジャックは5000万円の方法と1000円の方法とどちらかを選ぶように言う。 白野の選んだのはもちろん1000円法であった。 頭を包帯だらけにして彼はジュンの元を訪れる。 自分は3ヶ月経ったら引っ越すからもう会えなくなる、その代わり栗須が帰って来るよ、と告げる。 それから3ヶ月たち、ジュンは自分が好きなのは白
野なのだ、今まで気付かなかったという。 困り果てる白野が包帯を取ってみると、そこには栗須の顔ではなくもとのままの自分の顔があった。

医師でチルチル、 その他ヒョウタンツギ出演(p.155)。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『関連作品』
快傑シラノ(1953年:少年画報)
七色いんこ−シラノ・ド・ベルジュラック(1981年:週刊少年チャンピオン)

『図版使用書籍』
ダ・ヴィンチ2月号(2003年)