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ブラック・ジャック
第29話「ときには真珠のように」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1974年07月01日号 週刊少年チャンピオン - 秋田書店 B5判 読切連載 -
1974年11月20日 チャンピオンコミックス ブラック・ジャック3 秋田書店 新書判 -
1977年07月15日 手塚治虫漫画全集151巻 ブラック・ジャック1 講談社 B6判 -
1987年04月05日 豪華版 ブラック・ジャック1 秋田書店 四六判 -
1993年07月 秋田文庫 ブラック・ジャック1 秋田書店 文庫判 -
2003年07月01日 - 手塚治虫マガジン7月号 KKベストセラーズ B5判 - -
2004年11月10日 チャンピオンコミックス 新装版ブラック・ジャック2 秋田書店 新書判 -
2010年06月11日 手塚治虫文庫全集 ブラック・ジャック(2) 講談社 文庫判 -
2012年10月23日 - ブラック・ジャック大全集(2) 復刊ドットコム B5判 -

『作品内容』
ある日ブラックジャックの元に1本のメスが届けられた。 それは硬い鞘のような物に包まれていたが、送り主の名はなくただ「J.H」と書かれていた。 誰から送られてきた物か悩むが、やっと気付く。

「本間丈太郎(猿田彦)」

彼こそは瀕死の重傷だったブラックジャックを救った名医だったのだ。 早速ブラックジャックはメスの謎を解くため本間を訪ねる。 しかし、本間は床に臥していた。 彼はブラックジャックの重大な話しをする。 あのメスは以前ブラックジャックを手術した時に体内に忘れてきた物だというのだ。 その事を気に病んでいた本間は7年後の再手術で取り出したが、とうとう本人に話せなかったという。 しかも、メスはカルシウムの鞘に包まれていたといい、生命のふしぎさを説く。 その時本間は意識を失う。 ブラックジャックは急ぎ病院に運び自らメスを執るのだった。 しかし、本間は老衰であり再び息を吹き返す事はなかった。

苦悩するブラックジャックに本間の言葉がよみがえる。

「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね………」

本間からの手紙にヒョウタンツギが描かれている。 電車の乗客としてハムエッグランプが出演。

<参考文献:チャンピオンコミックス>

『図版使用書籍』
現代まんがシアター1 手塚治虫(1979年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫博物館(1998年)
てんとう虫1月号(1999年)
ダ・ヴィンチ2月号(2003年)
手塚治虫の理科教室(2009年)
「地上最大の手塚治虫」展(2012年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
コモ・レ・バ vol.15 Spring2013(2013年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
ブラック・ジャック展アートブック(2023年)
ブラック・ジャックーMISSING PIECES(2023年)