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「ばるぼら」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1973年07月10日号
1974年05月25日号
- ビッグコミック 小学館 B5判 連載 -
1974年07月30日 ハードコミックス ばるぼら 大都社 B6判 - -
1982年02月20日 手塚治虫漫画全集145巻 ばるぼら1 講談社 B6判 -
1982年04月20日 手塚治虫漫画全集146巻 ばるぼら2 講談社 B6判 -
1985年06月 ハードコミックス ばるぼら 大都社 B6判 -
1992年07月 - ばるぼら(上) 角川書店 四六判 -
1992年08月 - ばるぼら(下) 角川書店 四六判 -
1996年12月 角川文庫 ばるぼら(上) 角川書店 文庫判 -
1996年12月 角川文庫 ばるぼら(下) 角川書店 文庫判 -
2004年11月12日 講談社漫画文庫 手塚治虫怪奇短編集3 講談社 文庫判 「女と犬」収録
2011年10月 手塚治虫文庫全集169 ばるぼら 講談社 文庫判 -
2019年11月25日 - ばるぼら<オリジナル版> 小学館 B5判 -

『作品内容』
“デパートの女”
耽美主義派の美倉洋介は人には話せない「異常性欲」という病気を持っていた。 そんな彼は新宿駅でばるぼらという名のフーテンを拾う。 なぜか彼女は美倉のマンションに住み着く。 ある日,美倉はデパートの売り子である女をマンションに引き込むが,ばるぼらが邪魔をする。 女はマネキンであったのだ。

“女と犬”
友人である四谷の婚約者に心引かれた美倉は彼女のマンションへ行く。 そして彼女を抱いているとばるぼらが現れ,彼女を殺害してしまう。 しかし,美倉が抱いていたのは彼女の飼い犬だったのだ。

“秘密”
交通渋滞に巻き込まれた美倉は彼の愛読者だという人妻の家へ向かう。 しかし,そこの主人が言うには妻はすでに1年前に死去したという。 妻の代わりに手紙を書いていたのは娘の亜子であった。 彼女は美倉に近づくが,娘を溺愛している父親は美倉を殺害しようとする。 が,彼は階段を踏み外し自らの命を絶ってしまうのだった。

“黒い破戒者”
現在は政治運動に身を費やしている作家のルッサルカが美倉を尋ねてきた。 彼はばるぼらを見てかつて自分の元に居たと言い張る。 政府から追われているルッサルカは美倉とともにばるぼらの母親の元に身を隠す。 一度外に出たルッサルカが美倉に教えられ再びそこを訪れたときにはただの壁になっており,彼はそこで命を落とす。

“複製”
美倉の家にばるぼらが連れ込んだ一人の男。 彼は美倉の影法師となり,契約やテレビ出演,果ては講演まで引き受けてしまう。 しかし,美倉と自分の娘の結婚を狙う出版社の社長までをだまし,彼は娘と関係してしまう。 が,その娘は彼が偽者と知って関係を持ったのだった。

“狂気の世界”
ばるぼらが18回目の警察への厄介になった。 そんな中で美倉はばるぼらの存在価値を見出していくのだった。

“ブードゥー”
ある日突如ばるぼらが変身を遂げた。 彼女の魅力に引かれる美倉であったが,その正体が魔女であることも見抜いていく。

“黒ミサ”
ばるぼらとの結婚式を黒ミサ式で進める美倉。 しかし,甲斐書房の社長がそのことをトップ屋に話したために警察に踏み込まれ,美倉は警察に逮捕される。 ばるぼらは姿を消すが,関西で美倉は彼女に再会する。 しかし,彼女は美倉のことを覚えておらず,自らを[ドルメン]と名乗るのだった。

“回帰”
あれから5年。 結婚して子供もいる美倉だったが,作品はさっぱりだった。 そんなある日,あのドルメンに再会する。 彼は衝動的に彼女を殺してしまう。 その後,美倉は精神病院に入れられるが,そこで彼はばるぼらの母に会う。

“宣告”
美倉はばるぼらをさらい,逃亡を続ける。 彼はあと五時間の命だという先刻を受け,交通事故死にされそうになるが,ばるぼらが間違えて引かれてしまう。 そのまま姿を消す二人。

“霧の中のパトス”
筒井の別荘に姿を隠した二人だったが,ばるぼらはそのまま死の眠りにつく。 美倉は周り一面の霧に閉じ込められ,食料も無い状態で一編の長編を書き上げる。 意識も薄れたころ,フーテンたちが別荘に乗り込み火をつける。 しかし,モネーは美倉の命だけは救うのだった。

“大団円”
あれから何年経ったのだろう。 美倉が最後に残した作品は「ばるぼら」のタイトルで出版され,大ベストセラーとなった。 しかし,彼が姿を見せることはついに無かった。

『図版使用書籍』
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
ビッグコミック3月10日号(1989年)
コミックボックス5月号(1989年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫はどこにいる(1992年)
こころにアトム(1995年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
ホラー傑作選(2003年)
私のこだわり人物伝(2005年)
上を下へのジレッタ<完全版>(2008年)
僕らの愛した手塚治虫<激動編>(2012年)
手塚治虫とキャラクターの世界(2013年)
手塚治虫美女画集(2014年)
「バンパイヤ」第二部完結編(2014年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
手塚治虫の美男美女画集(2017年)
わたしたちの手塚治虫(2018年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
サンエイムック「どろろ」「三つ目がとおる」大解剖(2019年)
週刊文春2021年4月29日号(2021年)
手塚治虫語辞典(2023年)
手塚治虫キャラクター名鑑(2024年)