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「荒野の七ひき」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1972年07月17日号 - 週刊少年ジャンプ 集英社 B5判 読切連載 -
1973年03月05日 ベストコミック1巻 ライオンブックス1 虫プロ商事 A5判 - -
1977年10月20日 手塚治虫漫画全集61巻 ライオンブックス1 講談社 B6判 -
1989年06月20日 - 手塚治虫名作集3 ホーム社 四六判 - -
1995年03月15日 集英社文庫 手塚治虫名作集3「百物語」 集英社 文庫判 -
2001年07月10日 ちくま文庫 手塚治虫SF傑作集「異星人編」 筑摩書房 文庫判 二階堂黎人・選
2004年01月01日 - 手塚治虫マガジン1月号 KKベストセラーズ B5判 - -
2009年12月 手塚治虫文庫全集028 ライオンブックス(1) 講談社 文庫判 -

『作品内容』
汎地球防衛警察連盟の潮と味島はたった二人で宇宙人の集団へ乗り込んだ。 そこで200人近くの宇宙人を殺戮し、何人かを捕虜にして基地へ引き上げようとしていた。 しかし、車に仕掛けた安全ロックを味島が誤って解除してしまったため、彼らは歩いて20日の道のりを車無しでいかなければならなくなった。 潮は宇宙人達と話しているうちに彼らが友好的であり、決して侵略しようとしているわけではない事を知る。 さらに彼らの中には自分のみを犠牲にして潮らを助け、植物人は自分の中の水分を皆に与えて死に至ったりもする。 途中キャラバンに出会うが彼らは潮たちを敵だと思い攻撃してくる。 味島は単身残り彼らと戦い命を落とす。 宇宙人の一人が脱皮をして羽の生えた成人へと変態する。 彼は飛んでいき助けを連れてきてくれるのだった。 潮は仲間たちに宇宙人を元の場所へ戻すように頼む。 それがせめてもの彼らの友情に対する返答であったのだ。

<参考文献:講談社全集>

『一口メモ』
手塚プロの自主制作アニメとして企画が進められていたが、実現しなかった。

『図版使用書籍』
手塚治虫 マンガの魅力(1979年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫まんが大研究(1982年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫マンガ大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
僕らの愛した手塚治虫2(2008年)
扉絵原画コレクション1971-1989(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)