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[1968年作品リストへ]

「処刑は3時におわった」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1968年06月号 - プレイコミック 秋田書店 B5判 読切 -
1972年02月15日 サンミリオンコミックス 空気の底(下) 朝日ソノラマ A5判 - -
1975年05月10日 ハードコミックス 空気の底 大都社 B6判 - -
1978年12月30日 サンミリオンコミックス 空気の底(下) 朝日ソノラマ A5判 - -
1983年02月20日 手塚治虫漫画全集261巻 時計仕掛けのりんご 講談社 B6判 -
1985年07月30日 ハードコミックス 空気の底 大都社 B6判 -
1992年08月30日 手塚治虫傑作選集13 空気の底 秋田書店 四六判 - -
1995年08月10日 秋田文庫 空気の底 秋田書店 文庫判 -
2002年08月07日 ちくま文庫 手塚治虫SF傑作集「時間旅行者編」 筑摩書房 文庫判 二階堂黎人・選
2011年07月 手塚治虫文庫全集143 空気の底 講談社 文庫判 -
2020年02月21日 - 空気の底<オリジナル版> 立東舎 B5判 -

『作品内容』
ナチス親衛隊のレーバー中尉はフロッシュ博士を拷問にかけていた。 何日も眠らせない方法だったが、10日経っても博士はピンピンしていた。 彼は博士の発明したものが「時間延長剤」であり、それは博士が頭に張ってあるバンソウコウに塗り付けてあり、博士はときにそれをなめて一時の睡眠で熟睡状態になっていたと気付く。 戦争が終り、中尉は銃殺刑に処せられようとしていた。 彼の頭にはあのバンソウコウが張ってあり、刑執行前にそれをなめていた。 確かに時間の流れは非常にゆっくりに感じられ、撃たれた弾丸もゆっくりと彼に近づいてきていた。 余裕を持って縄を解こうとするが、実は延長されたのは意識だけで、肉体的な時間の進み方は変わらなかったのだ。 ゆっくりと体に突き刺さる多数の弾丸。

<参考文献:講談社全集>

『図版使用書籍』
手塚治虫漫画40年(1984年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫大全(1997年)
手塚治虫全史(1998年)
手塚治虫ぴあ(2016年)
扉絵原画コレクション1950-1970(2017年)