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「ロック冒険記」

発行日 種類 タイトル 発行所 判型 備考
1952年07月号
〜1954年04月号
- 少年クラブ 講談社 A5判 連載 -
1955年02月01日 - ロック冒険記1 鈴木出版 B6判 - -
1955年12月20日 - ロック冒険記2 鈴木出版 B6判 - -
1956年10月01日 - ロック冒険記3 鈴木出版 B6判 - -
1959年10月25日 手塚治虫漫画選集6巻 ロック冒険記 鈴木出版 B6判 - -
1966年10月30日 ダイヤモンドコミックス ロック冒険記1 コダマプレス 新書判 - -
1966年10月30日 ダイヤモンドコミックス ロック冒険記2 コダマプレス 新書判 - -
1967年02月10日 ダイヤモンドコミックス ロック冒険記1 コダマプレス 新書判 ハードカバー・箱入り -
1967年02月10日 ダイヤモンドコミックス ロック冒険記2 コダマプレス 新書判 ハードカバー・箱入り -
1971年10月15日 虫コミックス ロック冒険記 虫プロ商事 新書判 - -
1977年07月15日 手塚治虫漫画全集7巻 ロック冒険記1 講談社 B6判 -
1977年09月20日 手塚治虫漫画全集8巻 ロック冒険記2 講談社 B6判 -
1992年11月10日 小学館叢書 手塚治虫初期傑作集6 小学館 四六判 -
1994年11月25日 角川文庫 ロック冒険記 角川書店 文庫判 -
1996年02月09日 - ロック冒険記 手塚治虫ファンクラブ京都 B5判 雑誌版の復刻 -
2000年02月15日 虫の標本箱3 ロック冒険記 ふゅーじょんぷろだくと B6判 鈴木出版の復刻 -
2010年04月 手塚治虫文庫全集053 ロック冒険記 講談社 文庫判 -
2011年10月25日 ロック冒険記 限定版BOX 小学館 B5判 雑誌掲載復刻版およびダイヤモンドコミックス復刻

『作品内容』
第二の月となった惑星ディモン。 その第一発見者の息子のロックは星に関する権利を有していた。 彼はディモンが近づいた時の嵐で両親と離れ離れになった日本人少年大助を伴ってロケットに乗りこむ。 そこで彼らが出会ったのは鳥人エプームだった。

エプームは独自の文明を築いていたが、まず火を知らずその上ねんど人を奴隷にして使っていたために地球に比べると2000年くらい遅れていた。 乗ってきたロケットにおいていかれてしまったロックはタマゴの頃から知っている鳥人チコを教育する。 地球を恋しく思いながらも平和に暮らしていたロックと大介の前に地球からのロケットが現れる。

彼らは鳥人と地球人の友好をうたって多くの鳥人を地球に連れて帰る。 ロックはロケットの中で実は鳥人を奴隷にして一儲けしようと考えている東南西北の企みを知る。 地球に帰った大助は東南と供に商売をしていた父親のヒゲオヤジと再会する。 彼はかつての石油王のオイル卿(花丸博士)に拾われて召し使いをしていたが、オイル卿が不慮の事故で命を落したために東南と行動を供にしていたのだ。

ロックはディモンの権利書を盾に東南西北と真っ向から対決する。 その頃チコ達地球人の手から逃げ出した鳥人はその復讐を企てていた。
幸いディモンの海は石油で出来ており資源は無尽蔵にあり、さらに地球人にとって手も足も出ない伝染病を有していた。 ロックはその犠牲になって命を落すが、最期にチコを説得することに成功し、鳥人達は地球から引き上げていったのだ。

ディモン星の権利を狙うヒドロ博士の仲間のシャイロックでシャーロック・ホームズ、 鳥人の食料でヒョウタンツギ、 ロックの恩師でデコーン、 鳥人移植会社作業部長でブク・ブック、 同社員でナイロン、 鳥人との会議に参加する地球人でレッド公ムッシュー・アンペアハム・エッグオッサンノタアリンヒゲダルマナイロンお茶の水博士アトムロンメルサファイアヘック・ベンランプ力有武サボテン君が出演。

<参考文献:角川文庫>

『一口メモ』
雑誌掲載時と単行本への再録ではラストシーンが全く異なっている。

『図版使用書籍』
手塚治虫マンガ漫画館(1977年)
手塚治虫 マンガの魅力(1979年)
手塚治虫全百科(1981年)
手塚治虫漫画40年(1984年)
付録漫画傑作選(1985年)
SPA!2月23日号(1989年)
手塚治虫の世界(1989年)
手塚治虫展図録(1990年)
手塚治虫とっておきの話(1990年)
わたしの手塚治虫体験(一)(1990年)
手塚治虫 漫画の奥義(1992年)
手塚治虫の軌跡(1992年)
手塚治虫論(1992年)
手塚治虫はどこにいる(1992年)
「来るべき世界」構想ノート(1994年)
過去と未来のイメージ展図録(1995年)
こころにアトム(1995年)
手塚治虫大全(1997年)
もっと知りたい手塚治虫(1997年)
フィギュア王 no.11(1998年):コダマプレス表紙
手塚治虫博物館(1998年)
手塚治虫全史(1998年)
ダ・ヴィンチ8月号(1998年)
蘇る! 9月号(1998年)
コミック・ゴン 第3号(1998年):鈴木出版選集の表紙
虫の標本箱解説(1998年)
文藝別冊 手塚治虫(1999年)
人間ども集まれ!【完全版】(1999年)
手塚治虫SF傑作集「異星人編」(2001年)
SF Japan Vol.03 手塚治虫スペシャル(2002年)
手塚治虫の奇妙な資料(2002年)
手塚治虫記念館(第5刷)(2003年)
手塚治虫マガジン'04年9月号(2004年)
僕らが愛した手塚治虫<復活編>(2016年)
手塚治虫表紙絵集(2016年)
手塚治虫の世界(2017年)
pen 3月1日号(2018年)
pen+ 手塚治虫の仕事。(2020年)
手塚治虫語辞典(2023年)